ストレス&緊張と汗の関係

手汗の大部分の原因はストレスや緊張

手汗をかいてしまう大部分の原因は、ストレスや緊張だと言われています。

 

初めて手汗をかいた時は違う原因でも、それで嫌な思いをしたり恥ずかしい思いをしたことがあると、
『また手汗をかいてしまわないか…』と緊張したりストレスになり、余計に手汗をかいてしまいます。

 

ストレスや緊張で手汗をかいてしまう原因

 

ストレスや緊張で汗をかいてしまう原因は、自律神経にあります。

 

自律神経はもともと、呼吸や消化器、循環器などの活動を司っています。
そして自律神経には交感神経副交感神経の2つがあります。

 

交感神経が優位な時は、消化器や循環器が活発になり、逆に副交感神経が優位な時はリラックスした状態になります。

 

本来は朝起きた時は交感神経が優位で、夜にかけて副交感神経が優位になっていきますが、このリズムが乱れ、交感神経が優位な状態が続いてしまうと手汗をかきやすくなってしまいます。

 

自律神経が乱れる原因

 

では自律神経のリズムはどういった時に乱れてしまうのでしょうか。

 

それが、ストレス緊張です。

 

いわゆる職場や学校でのストレスもそうですし、暑さや寒さ、強い光、音などでも体はストレスを感じ、交感神経が優位になってしまい、汗腺が刺激されて汗をかきやすくなります。

 

最近ではスマホが主流になり、眠る直前までベッドの中でスマホの画面を見ていたり、夜遅くまでパソコンを見たいたりすると、知らず知らずのうちに体にストレスがかかり、交感神経が優位になりやすくなります。

 

また、『汗をかいてしまったらどうしよう…』と緊張することで余計に汗をかきやすくなりますし、気にすればするほどストレスになってしまいます。

 

気にしない、というのは簡単な事ではありませんが、まずは寝る前のスマホをやめたり、睡眠不足を解消したり、湯船にゆっくり浸かってリラックスできる時間を作るようにしましょう。
少しずつ副交感神経が優位な時間を増やすことで、手汗の量も抑えることができます。